大不況の就職活動

去年の8月、リーマンショックという世界大恐慌が起こり

今年就活をする人は

さぞかし大変だったのではないかと思う。

何が大変って、

「大不況だ！」「採用数が減った！」「氷河期だ！」

とかわめく人がいる中でするのが

大変だったということである。

他にも、本当は進学するはずの学生が就職したりと言う具合。

マスコミが「余計な不安」をあおりす過ぎたせいもあると思う。

このなんとなく宗教じみた就活をして思った事は

「学校と会社が求めていることは違う」

ということ。

周りを見ていて、学校で表彰されていたりする人

ほど、あまり職が決まっていなかったりしている。

なぜか？

どこが違うのかはっきりは言えないのだけれども、

会社は学校という場所を完全自由な場所という見方を

をしていて、そこで何をしたか聞いてくる人が多かった。

ようはヒマがあるのに何もしない奴は駄目だということだろう。

しかし、学校では何もしない人というのが、結構好まれたりしている

場合がある。

多分、頭で考えたりすることは客観的に見ると何もしていない様に見える！

からだろう。だから何もしない学生は考えているのだというの事になる。

何もしない人が本当に何か考えているのだったらいいけど、

実は休んでいるだけ（笑）という場合はどうなるんだろう？

だけど会社の採用側の本当の真意は不明である。

テレビでやってる就活の現場は

自分探しとか自己発見とかいうのが多くて、

聞いてて本当にゲロが出そうになる。

新卒の就活というのは、

色々な会社を訪問して、

自分に合っているか考えるのもひとつだけど、

本当の目的は、実際に使われている装置や、

仕組みを見学して、

いろんな業界がどう成り立っているのか、

なるべく多く知る事だと思う。

それは後々、重要な情報になっていく

に違いないし、

だから就活をする暇があれば学校の勉強しろとか言うのは

間違いで、目的は本来そういうところにあると思う。

自分はあーだこーだで運良く内定はもらえたが、

就活と呼ばれるほどの活動は時間が無くてほとんど

できなかった。

いろんな業種の現場を見学できる機会は今後ほとんどないだろう。