ゴミ教師の事を書くばかりではこっちが頭腐る
ので、神教師について話たいと思います。
自分が中学生の時、学校で一番の不良だと言われたA君がいた。
結構なイケメンで入学当初からやりたい放題やっていた人なの
ですが、当然被害が回りに及んで自分も被害にあいました（笑）
例をあげると、学校から帰宅している途中の道に、丘があるのですが、
ある日普通に帰宅していると、火の手が見えてきて
何だ何だ？と思ってその丘を上って見てみると、
火災が発生していました（笑）
笑い事では無いけど、そこには学校で一番の不良A君がいて
ワーイと騒いでいました。
これはやばいと思い、その不良達と必死で火を消しても消せず
やがて近所のおばさんがバケツに水を持って来たので
自分は「もう大丈夫」と思って帰ってしまいました。
次の日、担任に呼び出され散々怒られてしまいました。
どうやら自分が帰った後、消防車5台来たそうです！
担任は自分を不良グループの一員だと思ったらしく、
その後、数年自分の事を気に入らない様子でした。
しかし、事を起こした不良のA君はこの後、さらに悪事を続けた（笑）
そして、自分達が卒業間際のとき、またまた悲惨な事件が起こった。
そのころ、不良A君は義務教育の終わりとあってか、多少あせっていた模様で
教師に暴力を振るうということを楽しみにしているようだった。
ある日、自分の教室にいると、外で不良A君が暴れだした。
何で暴れたのかは覚えてないけど、
教師３人と取っ組み合いになって暴れていた。
自分はすぐ横から見ていたのだけれども、最終的に一人の教師が
目をつけられ、顔に蹴りを入れられて大出血を起こしてしまった。
この蹴られた教師は普段はとても人柄の良い温和な教師で、
「なぜこの人を蹴ったんだA君？」
と思うほど、不思議だった。どうやら不良の行動には理由が無いらしい。
蹴られた時、他の教師はキレてA君を張り倒し、
危うくリンチされるところを、他の教師が止めにはいって事は収まった。
蹴られた教師は反撃しようと思ったらいつでもできたのに、
まるでインドのガンジーの様に、非暴力主義を貫き通した。
その時はあまりなんとも思わなかったが、
今考えると、この教師は神教師だったなと思う。
というのも非暴力なのがすごいといっているわけではなくて、
暴力を振られた時、周りには何十人もの学生が現場を見ており、
その学生達にこういう時はこうあるべきだと見せ付けた感じがあった。
平和都市の教師にまったく相応しい対応である。
なんとも教養が高く、品を感じるではないか！
その後、不良のA君はというと、いろいろ問題を起こして数年後に死んでしまった。
不良のA君もその「膨大な不良エネルギー」を何か役に立つことに向けられれば
良かったのに、不幸としかいいようがない。
その神教師は、事件のせいあってか、転勤となってしまった。
数年後に、その神教師に偶然再開して、
話を聞くと教頭になったとのことだった。
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