今日の音について説明します
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 先週から、 バックミン・スター・フラー という人にはまっている。 この人の文献 「クリティカル・パス」 の中で、 グローバルエナジーネットワークというものがある。 世界に散らばる砂漠の太陽光エネルギーを集めて、 発電しようという構想である。 太陽光エネルギーは もともと太陽内部で起こる、 核融合反応エネルギーが地球にふりそそいでいるだけで、 もともとは核エネルギーである。 そこで地球上に太陽を作ってしまおう という核融合研究が行われている。 地球上での核融合エネルギーについての研究は、 現在進行中だけど、 超高温のプラズマ粒子を磁場で閉じ込 めるのが容易ではなく、 まだ実用化されていない。 もしかしたらレーザー核融合はもうす ぐ実用化されるかもしれない。 ただ、地球の生物は何万年もこの太陽光エネルギーを享受して 地球という閉ざされた環境に中で、 生活してきたわけで、 自分たちが食べる野菜、果物、肉など すべてのエネルギー源が 太陽光エネルギーから得られているものである。 水力や風力も、もともとは太陽光の熱 で発生したエネルギーが別の形になっ ただけである。 石炭、石油は、太陽光エネルギーで成長した植物が 死んで炭化し何万年もかかっ 堆積したものである。 人類は、その資源を100年ほどで、 大量に消費しようとしている訳だけど、 その資源はあと、47年程度しかもたないといわれている。 しかもこの47年というのは、学者や業界などの人間が言っている 希望的観測のことで、 実際はもっと短いかもしれないし、もっと長いかもしれない。 地球に降り注ぐ太陽光エネルギーは、 173.000 TW (teraは10の12条) で、人類が現在消費しているエネルギーはわずか 14TW であるとのこと。 地球表面の70パーセントは海だから、 地表の分はと計算しても51900TWのエネルギーは降り注いでいることになる。 特に赤道付近が多く、 砂漠にエネルギーが集中しているのだとか。 とりあえず、 既存の原子力発電所を安全に運転しながら、 こういったエネルギーの可能性も考えていったほうが いいのかもしれません。 ただ、今の様な化石燃料の大量消費だけは 必ず環境がぶっ壊されて取り返しのつかないことに なるので、やめたほうがいいと思います。 日本にも同じような構想が最近始動しているそうである。 「SSB計画」 http://www.ssb-foundation.com/j-index.html サハラソーラーブリーダーという計画で、 日本の東工大、東大が陣頭指揮をしている。 そのほかにも、ソフトバンクの孫正義が モンゴルのゴビ砂漠からエネルギーを持ってくる、 アジアスーパーグリット なるものを考案しているらしい。 孫さんの場合の発想では、アジア圏内だけで、 利用しようとしている点で駄目だと思う。 なぜなら、同じ地域だけでは、日照時間が限られるから。 超伝導直流送電とか、 大陸間電力ケーブルとか言ってますが、 とりあえず、 アメリカと日本を繋いでみたらどうだろう? と思う。 それだけでも、余剰電力分を交換し合えて かなり有効的にエネルギーのやり取りができると思う。 インターネット情報通信網はすでに日米間に 光海底ケーブルが敷かれていて、 大容量の情報通信が可能になっている。 電力ケーブルには送電ロスという問題があるので、 そこだけクリアできれば、 そんなに難しい技術ではないと思います。 いま世間で流行っている家庭用の太陽光発電ユニットは、 ぜんぜん当てにならないと思います。 一方向だけ電気を流すように考えられた、 既存の送電網に双方向で流して、 うまくいく訳がない。 また、大丈夫かどうか分からない状況で 普及させようとしている点で 最低の政策 だと言わざるおえないと思います。 家庭用の太陽光発電は隙間産業にしかならない と思いますが、 砂漠に大規模太陽光発電所はいけるような気がします。 太陽光を本当に実用的にしたいのならば、 バックミンスター・フラー の提唱する方法が 一番ではないかと思います。 ヨーロッパではすでに desertec http://www.desertec.org/global-mission/ という計画が進行中で、 サハラ砂漠の太陽光エネルギーを ユーロ圏に持ってこようとしているそうです。 夢か妄想か! 持続可能な未来になればよいですね。 PR |
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