今日の音について説明します
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NHKありがとう!
と本当に言いたい。 というのも、 先日、最終回を迎えた「坂の上の雲」日本海海戦が 3年間の放映を無事終えたことにです。 この作品には特別な思いがあることを先日書きましたが、 特に、この最終回に圧巻されました。 この作品は生前、司馬遼太郎が 映像化だけは絶対にさせないと かたくなに断っていたことで有名ですけど、 その理由に、 スケールが壮大すぎて、映像化できないことと、 戦争賛美だと非難されたくなかったことがあるようです。 原作と比べて、現代の考え方に合わせて 見やすいようにしているなと感じる場面はありました。 また、一方的な視点で描くのではなく、 お互いの状況がわかる場面も多かったと思います。 脚本の人は相当苦労しただろうと感じ取れました。 撮影では戦艦三笠のセットを実際に組んで、 さらに最新のCG駆使して ハリウッド映画もしのぐ迫力がありました。 費用も莫大になったようで、ほかの大河ドラマの費用も 削られたんじゃないか?と疑惑を持ってしまうほどです。 音楽にも相当力を入れています。 宮崎駿のジプリでおなじみの久石譲が、 イギリスまで行き、現地の歌手サラ・ブライトマン に日本語の歌を歌ってもらうというなんとも変わった やり方をしています。 個人的に、入れてほしかった場面があります。 それは海戦が終わり、捕虜となったロシア バルチック艦隊のロジェストヴェンスキー提督 が佐世保の病院に運ばれた時のことです。 そこえ東郷平八郎が尋ねて行きます。 東郷は敗戦の将の怪我をいたわり、 腰を低くして、見舞ったそうですが、 その時、ロジェストヴェンスキー提督が 「負けたのがあなたでよかった」 と言ったそうです。 なんと言いますか、 このような人だったからこそ、 多くの人を束ね、連合艦隊を勝利に導く ことができたのだと思います。 最近では、日本軍人は悪いというイメージを 持っている人が多いと感じます。 しかし、明治初期の軍人は 国際法に忠実であり、 とても能力の高い人間がいたということです。 それがなぜ、昭和で破滅してしまったのか 、今の日本の状態と照らし合わせながら そのことを考えることが この作品の本質にあると思います。 3年もの長い期間、お疲れさまでした。 PR |
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