ガラパゴス化

昨日読んだ記事に、

驚きを隠せません。


日本を代表する某企業が台湾企業に

資本注入をしてもらったという記事。




噂ではアップルがテレビを出すので、

そのための提携ではないかと。



最近のアジア新興企業の躍進には目を見張る

ものがあります。



韓国サムスン


が今とんでもない

利益をあげていることはご存知だと

思います。


はっきりいってとても残念です。



なぜこのようになってしまったのか？



少し考えてみようと思います。




ソニーやシャープ、パナソニックいず

れも過去に世界を席巻した企業ですが、

製造業であるため、

影響がすぐに出てしまうようです。




こういったメーカーのものづくりの

やり方が世界標準と合わなくなったのは、

設計から生産まですべてを自社で賄う

という仕組みだと思います。




近年の台湾企業の躍進はアップルから

委託生産という方法で莫大な収益をあ

げました。


今から日本メーカーがもし成功するとしたら、


スマートグリット関連技術だと思います。


ところが、

日本の産業界の悪いところは、

すべて国内で済ましてしまおうという

考え方を持っているところ。




世界標準を大切にしない。

規格とか、独自なものを作っては殻に

閉じこもっている。


その行く末はどうなるか、携帯電話が

良い例だと思います。



だから、これから花形になるに違いな

い技術は絶対にガラパゴス化させては

いけない。



せっかく良いものを作れる技術を世界

中の大勢の人が持っているのに、

殻に閉じこもっては、

すべてを生かしきれないではないか。





分業をすることで生産力を何十倍にも

してきた産業であるのに、


ここが強いらからこれはこの人に任せようとか、

そういったことができない。



特に、ソフトウェアの分野は日本人が

弱い分野だと思います。



これからは、ソフトウェアが機械の大

半を占めるようになるというのに。


自国でできないのなら、思い切って外注する。





この国では使えてこの国では使えない

といものをなくすよう努力するべきだ

と思う今日この頃です。